沖縄県宜野湾市の松川正則市長の死去に伴う9月1日告示、同8日投開票の市長選で、市政野党候補として革新系市議らが擁立する宜野湾市議の桃原功氏(65)は21日、同市内で基本政策92項目を発表した。重点政策は「あなたの市役所~ライフステージにあわせて」と「夢と憩いのまちづくり」の二つを柱に、米軍普天間飛行場の早期返還で跡地利用を実現することや市民の所得向上、雇用の創出などを挙げた。「市民目線で新たな行政サービスを展開する」と述べた。
桃原氏は、基地負担軽減に向けて普天間飛行場の1日も早い閉鎖・返還を強く求める姿勢を強調。開催が止まっている市民と有識者による基地対策協議会を再開させるとした。
子育て施策では未就学児までの国保税、保育料、給食費、医療費を無料にする四つのゼロを掲げ、「市民が求める行政サービスは、年齢や生活スタイルでさまざま。それぞれライフステージにあった政策を訴えたい」などと語った。
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