新型コロナウイルスをめぐる国の雇用調整助成金をだまし取ったとして逮捕された男性2人が、8月20日、不起訴処分となりました。

 いずれも名古屋市に住む41歳と38歳の男性は、自営業であるにもかかわらず、愛知県瀬戸市の香水のオンライン販売会社「ジーラック」の従業員だと偽り、国の雇用調整助成金およそ179万円をだまし取った詐欺の疑いで、今年5月に逮捕されていました。

 名古屋地検は、20日付けで男性2人を不起訴処分としましたが、理由は明らかにしていません。

 今回の雇用調整助成金をめぐる詐欺事件では、ジーラック社長の中嶋恒彦被告(41)が、今年6月に起訴されています。

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