神戸・元町の商店街で3人が死傷した車の暴走事故で、警察は運転していた87歳の男を書類送検する方針を固めました。

20日夜、神戸市中央区の元町商店街で、行われた実況見分。

杖を突き警察官に状況を説明するのは自分自身を含む3人が死傷する事故を起こした87歳の男です。

男はことし3月、軽乗用車でアーケード内を暴走し、清掃会社の車に衝突して肋骨などを骨折しました。

この事故で、助手席に乗っていた妻(当時82)が死亡、清掃会社の車に乗っていた男性(27)が軽傷を負いました。

男からは基準値のおよそ2倍のアルコールが検出されていて、警察に対し「ご飯を流し込むために酒を飲んだかもしれない」などと話しているということです。

警察は近く、過失運転致死傷などの疑いで書類送検する方針です。

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