ボタン電池を誤飲した子どものX線検査画像(国民生活センターの発表資料より)

 ボタン電池を子どもが誤飲する事故がなくならない。国民生活センターと消費者庁が共同で運営している医療機関ネットワークに寄せられた7歳以下の誤飲事故は2019年度以降72件で、疑いも含めると120件。入院に至るケースもあり、誤飲したり、疑われたりした場合は速やかに医療機関を受診することが重要だ。

 センターによると、放電により作り出されるアルカリによって食道や胃などを損傷する危険があり、海外では死亡事故もあった。1歳が最も多く、0歳、2歳と続く。全身麻酔での手術など摘出処置が行われたケースが少なくとも33件あった。(共同)

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