SNSを使った投資詐欺に関わった疑いで、94人が逮捕された事件で、18日に逮捕された主犯格の男ら2人が、自らの携帯電話を隠し、証拠隠滅を図った疑いがあることが分かりました。

上家夕貴容疑者(30)と吉岡公充祥容疑者(29)は、SNSで20代の女性にうその投資話を持ち掛け、現金およそ90万円をだまし取った疑いで、18日逮捕されました。

2人はSNSを使った投資詐欺を行うグループの主犯格で、警察はこれまでに男女94人を逮捕しています。

2人は17日、大阪府警本部に出頭しましたが、その際、携帯電話を持っておらず、「スマホは持たない主義」などと供述していたということです。

警察は2人が証拠隠滅を図った疑いがあるとみて捜査するとともに、グループのリーダー格とみられる中村晋弥容疑者(41)の行方を追っています。

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