長野市で17日、介護施設の送迎車が炎上し、運転していた施設の職員の女性と利用者の高齢女性が病院に搬送されました。運転していた女性は意識不明の重体です。
車から激しく炎があがっています。
水の入ったバケツを持ち、初期消火にあたった住民たちの姿が見られます。
長野市大豆島の大豆島東団地で17日午後4時ごろ、介護施設の送迎車のワンボックスカーから出火しました。
警察や消防によりますと、出火当時、施設の女性職員が車を運転し、他に高齢者など3人が乗っていました。
全員が車外に避難しましたが、車両は全焼し、運転していた56歳の女性職員が全身やけどで意識不明の重体、利用者の101歳の女性も全身やけどで重傷とみられています。
ほかの80代の男性利用者2人にけがは無いということです。
消防に通報した男性は「ボーンボーンとか、女性の悲鳴が聞こえた」「車は火だるまで女性が火だるまになっていた」と当時の様子を話していました。
警察によりますと、無事だった人の話などから、利用者を送り届けようと走っていた車から煙が出てきて停めたところで出火したとみられ、引き続き火が出た原因などを調べています。
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