福岡県警早良警察署は福岡市で85歳の女性がニセ電話詐欺で現金6000万円をだまし取られる被害にあったと発表しました。
早良警察署によりますと7月4日午前10時ごろ、福岡市早良区に住む85歳の女性の携帯電話に東京中央警察署の刑事と名乗る男から「東京である人物があなたの口座を開設し悪用している」「話を聞く必要があるので毎日電話をするように」などと言われました。
さらに検察官を名乗る別の男たちから「このままだとあなたの口座や資産が全て凍結される」「捜査のために預かったお金は事件が終われば全て返却する」などと言われ、女性は7月18日に福岡市中央区の金融機関で指示された口座に現金2000万円を振り込みました。
さらに女性は7月30日に現金2100万円、8月6日には現金1900万円を紙袋に入れて、福岡市早良区の駐輪場に置くよう指示されて、従いました。
女性がだまし取られたのは合計6000万円。
警察は「電話でお金の話はすべて詐欺と思ってほしい」と注意を呼びかけています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。