奈良県大和高田市の住宅で現金1600万円を盗んだなどとして、男3人が逮捕されました。奈良県内では金庫の窃盗事件が相次いでいて、警察は関連を捜査しています。

大阪市西区の無職・関根虎太朗容疑者(26)はことし6月、奈良県大和高田市に住む77歳の女性の自宅に2階の網戸から侵入し、金庫の中から現金1600万円を盗んだ疑いがもたれています。また、住居不定無職・新井一颯容疑者(23)と大阪市浪速区の無職・竹中蒼麿容疑者(25)は、今月5日、大和高田市に住む63歳の男性の自宅に勝手口のガラスを割って侵入し、現金30万円や時価総額およそ505万円の貴金属が入った金庫を盗んだ疑いがもたれています。警察の調べに対し、3人は容疑を認めています。3人は過去に大阪市内の飲食店で働いていたときの知り合いだということで、警察は3人が何らかの方法で被害者らの金庫の情報を事前に入手し、犯行に及んだとみています。警察によると、奈良県の大和高田市や橿原市では、ことし6月から今月までの間で、金庫などの窃盗や窃盗未遂が7件相次いでいて、被害総額は、最低でもおよそ4000万円に上るということです。警察は、今回逮捕された3人の他にも複数の共犯者がいるとみていて、奈良県内で相次いでいる窃盗事件との関連を捜査しています。

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