(菅井貴子気象予報士が解説)午後5時30分現在

◆台風情報
 あす16日(金)は非常に強い勢力となり関東地方に接近する見込みです。
 関東地方は夜が大荒れのピークです。
 その後は、東北地方の東を進み、北海道からは離れていきそうです。
 ただ、台風の北側に活発な雨雲がありますので、
 17日(土)は、北海道の太平洋側東部で雨が降りそうです。
 海上はうねりが入り波が高くなるでしょう。
 船舶や港湾関係の方は注意を続けて下さい。

◆あす16日(金)天気・気温
 雲が多く、蒸し暑さが続くでしょう。
 札幌は30℃で、4日ぶりに真夏日が戻りそうです。
 午後は、大気の状態が不安定で、にわか雨の所があるでしょう。
 道南は、夜は本格的に天気が崩れて、雨が降りそうです。

◆1か月予報
 きょう16日(金)に気象台から1か月予報が発表されました。
 全道的に気温は、平年より高く、降水量は、平年並み、
 日照は、太平洋側でやや多く、そのほかは平年並みです。
 9月にかけても残暑が続きますが、
 記録的な暑さとなった去年に比べるとしのぎやすくなりそうです。
 農作物は収穫シーズンを迎えますので、
 農業関係の方も、参考にして下さい。

◆全道の週間予報 16日(金)~22日(木)
 17日(土)は、太平洋側東部で雨量が多くなるほか、
 そのほかの地域も、一時的に天気が崩れそうです。
 18日(日)は、晴れ間が出る所が多いでしょう。
 今年は、子どもたちの夏休みが始まってから、
 雨の降る日が多くなっていますので、
 夏の思い出作りのチャンスかもしれませんね。
 来週は、北風が吹く日が多く、涼しくなるでしょう。
 道東やオホーツク海側は、最高気温も20℃を下回り、
 長袖や秋物が出番となりそうです。

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