気象庁によりますと、強い台風7号は、暴風域を伴って16日から17日にかけて、強い勢力で東日本や東北地方に接近するおそれがあります。東日本は暴風や高波、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。
■今後の進路は
強い台風7号は、15日正午には八丈島の南南東約380キロの北緯29度55分、東経141度10分にあって、1時間におよそ20キロの速さで北へ進んでいます。中心の気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで、中心から半径110キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。また、中心の南東側500キロ以内と北西側280キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
台風の中心は、12時間後の16日午前0時には八丈島の南南東約130キロの北緯32度05分、東経140度35分を中心とする半径45キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は960ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は55メートルが予想されます。予報円の中心から半径155キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。
24時間後の16日正午には八丈島の北東約130キロの北緯34度00分、東経140度40分を中心とする半径65キロの円内に達する見込みです。中心の気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートルが予想されます。予報円の中心から半径190キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。
なお、台風の中心が予報円に入る確率は70%です。
今後の台風情報にご注意ください。
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