南海トラフ地震の臨時情報「巨大地震注意」の呼びかけについて、政府は15日の夕方に終了する方針です。

松村防災相:
大規模地震の発生の可能性がなくなるわけではないことに留意いただきながら備えを定期的に確認してほしい。

先週8日に宮崎県で震度6弱を観測した地震で、気象庁は初めて南海トラフ地震の臨時情報「巨大地震注意」を出し、地震への備えを改めて呼びかけてきました。

このまま変化が見られなければ、政府は発生から1週間となる15日午後5時に「巨大地震注意」の呼びかけを終了する方針です。

この影響で、高知県内の70の宿泊施設ではキャンセルした人数が約9500人にのぼっていて、売り上げ損失が1億4300万円余りになっています。

一方、和歌山県の白良浜海水浴場では、8月10日から閉鎖していましたが、15日朝から遊泳が再開されました。

白浜町は、再開を決めた理由を避難経路など安全確保の確認ができたためとしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。