沖縄県宮古島市の新城海岸のコインシャワーに設置された電子決済対応の機器の一部が運用開始前に壊されていたことが、14日までに分かった。

 男女計4台うち1台のスマートフォンをかざす液晶パネルが外されていた。パネルは見つかっていない。100円硬貨と電子決済の両方が使え、現在は硬貨だけに対応。9月中旬に完全運用開始予定だった。

 現金は盗まれていないが、修理に30万円近くかかるという。

 管理する市の担当者は「観光客が使いやすいよう導入したのに。外したら現金を取れると思ったのではないか」と憤り、対策として周辺への防犯カメラ設置を検討する考えを示した。

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