8月12日に岩手県内を通過した台風5号について、8月14日、県の対策本部会議が開かれ、大槌町で養殖されているトラウトサーモンやギンザケが2トン近く死ぬなど各地の農業や水産業への被害が報告されました。

14日、県の対策本部会議が開かれ各地の被害状況が報告されました。

14日時点での県全体の孤立世帯は、13日から9世帯減り5世帯となっていて、このうち久慈市山根地区の1世帯は14日中に解消の見込みだということです。

断水は岩泉町袰綿地区の291世帯で続いていて解消のめどはたっていません。

また宮古市で田んぼや野菜の畑が約5ヘクタール冠水したほか、大槌町で養殖しているトラウトサーモンやギンザケが2トン近く死ぬ被害も報告されました。

このほか、陸前高田市の高田松原に植えられたマツ270本が倒れる被害も出ています。

県では今後、市町村と連携し対応を進めるとしています。

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