大阪高等検察庁は、上冨敏伸検事長(62)が13日に死去したと発表しました。

「検事長におかれては、体調が急変し 昨日(令和6年8月13日)病気により亡くなられました」と発表しています。

上冨氏は、那覇地方検察庁検事正、最高検察庁監察指導部長、さいたま地方検察庁検事正、法務総合研究所長、仙台高等検察庁検事長などを歴任し、ことし2月に大阪高検の検事長に就任していました。

上冨検事長は、大阪地検のトップ・検事正を務めた北川健太郎被告が検事正在任中に部下の女性に対する性的暴行の罪で逮捕・起訴された事件を指揮していました。

就任時には、大手不動産会社「プレサンスコーポレーション」の元社長が横領の罪に問われ、無罪となった冤罪事件などを念頭に「取り調べの適性の確保に努め、任意性の高い供述が得られるように指導していきたい」などと話していました。

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