(吉井庸二気象予報士が解説) 午前11時50分現在

◆雨と風の予想 13日正午~14日午前9時
 台風5号は、きょう13日(火)午前3時ごろに熱帯低気圧に変わり、
 桧山沖でほとんど停滞しています。
 湿った空気が流れ込む、道南と胆振地方で特に雨が多くなっています。
 このあとも、道南や胆振地方を中心に断続的に雨が降るでしょう。
 特に、夕方以降、活発な雨雲がかかり、雷を伴って激しく降るおそれがあります。
 あす14日(水)朝にかけて予想される雨の量は、
 胆振地方で150ミリ、渡島と桧山で100ミリです。
 土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分ご注意ください。

◆きょう13日(火) 午後の天気
 道南と道央は、断続的に雨が降り、特に夜が大雨のピークになりそうです。
 スマホや防災無線などで、いつでも防災情報を確認できるようにしておきましょう。
 また、宗谷北部と利尻礼文も大雨にご注意ください。

◆きょう13日(火)の予想最高気温
 旭川は35℃、きょうも道北で猛暑日になるところがありそうです。
 エアコンなどを利用し、できるだけ涼しい場所で過ごしてください。
 また、今夜も気温が下がらず、札幌は今夜も熱帯夜になりそうです。

◆週間予報 14日(水)~20日(火)
・日本海側とオホーツク海側
 週末にかけて蒸し暑さが続く見込みです。
 熱帯低気圧の影響で、あさって15日(木)までは雨が降りやすいでしょう。
 週末の予報は、日本の南を北上する低気圧次第で、大きく変わる可能性があります。

・太平洋側
 道南と胆振は、あす14日(水)夕方までは大雨に注意が必要です。
 長引く雨で、土砂災害のリスクも高まりそうです。
 また、17日(土)18日(日)は、台風7号が接近するおそれがあり、
 今後の動きに注意が必要です。

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