520人が犠牲となった日航機墜落事故から39年を迎え、墜落現場近くでは追悼慰霊式が行われました。

1985年8月12日、日本航空のジャンボ機が群馬・上野村の御巣鷹の尾根に墜落し、乗客乗員520人が犠牲になりました。

事故から39年を迎え、12日に行われた追悼慰霊式では、遺族が犠牲者と同じ数の520本のろうそくに火をともし、158人の参列者が墜落時刻の午後6時56分に黙とうをささげました。

日本航空の鳥取三津子社長は、社長就任後初めて慰霊登山や追悼慰霊式に参加し、「事故でお亡くなりになられましたみなさまに深くおわび申し上げますとともに、御霊のご冥福をこころよりお祈りしたい」「安全にはいかなる緩みや妥協は許されない」と述べるなど、空の安全への誓いを新たにしていました。

また、式に先立ち、68家族230人の遺族も朝から慰霊登山を行い、墜落地点に立つ「昇魂之碑」などに花を供え、祈りをささげました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。