南海トラフの臨時情報「巨大地震注意」が発表されてから8月12日で5日目です。お盆休みにさまざまな影響がでています。
8月8日、日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震がありました。
この地震で、気象庁は南海トラフ地震につながる可能性があるとして南海トラフ臨時情報「巨大地震注意」を発表しています。
翌日、ホームセンターには防災用品や備蓄品を買い求める客が次々と訪れ、一部商品は品薄になりました。
その日の夜、神奈川県西部を震源とする最大震度5弱の地震があり、静岡県内でも富士市や沼津市などで震度3を観測しました。
地震の影響で新幹線は1時間ほど一部区間で運転を見合わせに。
伊東市では開催中の太鼓合戦と花火の打ち上げが中止になりました。
専門家はこの地震について、プレート境界で起きる南海トラフ地震のメカニズムとは異なり、専門家は日向灘の地震とは「距離が遠く関連はない」と説明しています。
一方で、市民は連日の地震であらためて備えの大切さを実感している様子でした。
男性:
他人事ではないというか自分のことというか、身の回りのことも含め考えなきゃいけない
女性:
私の家も海が近くいざとなったらどう逃げるかまだ全然わからないので、ちゃんと家族と話そうと思う
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