12日朝、長崎市の野母崎沖で遊漁船同士が衝突する事故があり、乗客4人がけがをしました。

事故があったのは、長崎市野母崎の南西 約26キロの海上です。

長崎海上保安部によりますと、午前6時半ごろ熊本県の遊漁船「晃規丸」4トンと、同じく熊本県の遊漁船「竜宝丸」7.3トンが衝突しました。

2隻の遊漁船には釣り客とそれぞれの船長の、あわせて17人が乗っていました。

このうち「晃規丸」の6人の乗客が打撲の症状を訴えたため、熊本県天草市の病院に搬送されていますが命に別条はありません。

この事故で2隻は自力で航行できなくなり、巡視艇などによって天草市に曳航されました。

「晃規丸」は船首がえぐれるほどの損傷があったものの、油の流出はないということです。

事故当時の海上は晴れで視界はよかったということで、長崎海上保安部は船長に話を聞くなどして事故の状況を調べています。

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