台風5号は8月12日午前8時30分頃に、岩手県大船渡市付近に上陸した。
福島県全域では、12日の1時間に予想される雨の量はいずれも多い所で「30ミリ」とされていて、引き続き一時的な強い雨に注意が必要。午前11時50分時点で、福島県内の鉄道に目立った遅れなどは発生していない。

災害の危険性が低くなったとして、いわき市は12日午前7時に市内全域に出していた「高齢者等避難」を解除。最大で13世帯18人が避難した避難所は閉鎖された。

また福島県によると、県内には一時7市町村に自主避難所が開設され、最大で3世帯3人が避難した。12日午前11時50分時点で、郡山市を除き閉鎖されている。

一方、台風5号は東北を横断した後に温帯低気圧に変わり、東北北部で停滞。大気の状態が不安定になるとみられていて、13日も一時的な強い雨に注意が必要だ。

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