8月7日、新潟県糸魚川市寺島の姫川大橋で、橋の耐震補強工事の情報などが書かれた品質表示銘板2枚が盗まれているのが分かりました。橋を管理する高田河川国道事務所は、警察に被害届を提出しています。

高田河川国道事務所によりますと、品質表示銘板2枚が設置されていたのは姫川大橋の橋脚部分で、姫川大橋は全長410m、橋脚は47.4m間隔で合計8カ所あり、橋脚1カ所あたりに品質表示銘板が1枚ずつ設置されていたということです。

盗難被害は、国から橋の塗装の塗り替えを依頼されていた工事関係者から「品質表示銘板が盗まれたようだ」という連絡を国土交通省が受けたことで発覚。

盗まれた品質表示銘板は銅でできていて、1枚あたり重さ約20kg、幅50cm、厚さ8mmで、ボルトで固定されていました。

警察によりますと、固定されていたボルトは何かで切断されたような跡が残っていて、換金目的の可能性が高いということです。

高田河川国道事務所は「品質表示銘板は橋の品質を表示している大事なもので、目的があって設置しているので、やめていただきたい」と注意を呼びかけています。

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