道路の崩落により、孤立に近い状態となってから約1カ月が経つ出雲市の日御碕地区。
これまでの緊急車両に加え8月11日から地区の住民の車両も仮設道路の通行が可能になりました。
11日午前9時すぎ、崩落した道路の山側に設けられた仮設道路を車両が通行しています。出雲市の日御碕地区と市内をつなぐ県道の崩落を受け県が整備しました。

7月29日から救急車など緊急車両のみ通行が許可されていましたが、勾配を緩やかにする工事が完了したことで、11日から日御碕地区住民に限り一般車両の通行も可能になりました。

通行者:
「助かりましたよ」
「孫のところ迎えに行ったり買い物したりして帰ります」
「だいぶん歩きましたからね、足がくたびれました」
「ありがたいです。仕入れがありますから楽になります」

島根県出雲県土整備事務所・門田修二第一部長:
「ひとまずは安心、ほっとしているところでございます。今現時点ではいつごろう回路が完成するとか具体的なことは申し上げられませんけども一日でも早く完成することを目指して進めてまいりたいと思います」

県は今後、観光客など一般の車両も通行できるよう、仮設道路の整備を急ぐとしています。

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