先月12日に発生した松山城の城山の土砂崩れから1カ月。復旧作業中のふもとの現場では、落石などを防ぐための土のうの設置が10日、完了しました。

先月発生した城山の土砂崩れでは、住宅5棟が全半壊し、3人が死亡する被害が出ました。

愛媛県は、崩れた斜面からの落石などを防ぐ応急措置として、先月30日から行っていた1つ約2トンの土のうを490個設置する作業を10日、完了させました。

県や松山市によりますと、小規模な土砂などの崩落であれば、設置した高さ最大5mの土のうで住宅などへの被害は防げるということです。

今後、市は城山の頂上付近などからふもとへつながる排水管を、これまでの倍の直径60センチにする工事を進めながら、斜面の応急工事も近く本格化します。

愛媛県土木部 河川港湾局 村上 雅彦局長:
「松山市ののり面の対策工事、(市の)水の処理、愛媛県が作った大型土のうということで、3者が工事が完成しましたら、ある程度の安全性は確保できるかと思います」

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