9日午後8時前、神奈川・厚木市などで震度5弱の揺れを観測しました。
専門家は、南海トラフ地震とは関係はないと指摘しています。

午後8時前、神奈川県西部を震源とする強い地震が発生し、厚木市などで震度5弱を観測しました。

この地震の影響で、東海道新幹線は一部区間で一時運転を見合わせ、小田急線は一時全線で運転を見合わせました。

運転再開を待つ人は「電車しかない感じなので(運転再開を)待っている。ちょっとタクシーとかバスも混んでいるし、距離が遠いので」と話していました。

この地震と、8日に南海トラフ地震の臨時情報「巨大地震注意」を発表した地震との関連について、政府の地震調査委員会の平田委員長は「一般的に考えて、距離が遠いので関係はないと思います」と述べました。

一方、8日の地震では、これまでに宮崎県などで15人のけがが確認されています。

さらに、地震調査委員会の平田委員長は「普段からやっている地震への備えを確認。万が一、備えをしていない人は、もう一度確認してほしい」と呼び掛けました。

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