震度6弱を観測した宮崎県日南市では、各地で被害が出ています。

日南市宮浦の国道220号では大きな落石が確認され、宮浦〜風田間が通行止めとなっています。大きさは縦4m幅2.5mで、宮崎河川国道事務所によると、現場は他にも落石の恐れがあり、撤去作業ができず、復旧のめどはたっていません。

落石現場に近い鵜戸神宮では、石灯籠7つが倒壊。本殿に続く階段には崩れた石灯籠の一部が転がり落ちていました。さらに、楼門の手前の地面にはおよそ20メートルにわたって亀裂が入っています。

(鵜戸神宮 黒岩昭彦宮司)
「激しい地震で、過去40、50年にない地震だった。早急に被害を調査して速やかにお参りできるように整えたい」

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