8日に日向灘で発生した最大震度6弱の地震による被害の情報です。
各市町村によりますと、この地震で、宮崎市で3人、日南市で3人、日向市で2人、西都市で1人のあわせて9人がけがをしました。このうち日向市の50代男性は、屋上で避難中に倒れ、意識のない状態で病院に搬送され重傷だということです。
各地で被害も出ています。日南市宮浦の国道220号では大きな落石が確認され、宮浦〜風田間が通行止めとなっています。大きさは縦4m幅2.5mで、宮崎河川国道事務所によると、現場は他にも落石の恐れがあり、撤去作業ができず復旧のめどはたっていません。
日南市の目井津港では地震の影響で水道管がはずれ、9日朝、復旧作業が行われました。また日南市風田の谷口病院では、6階部分の外壁が崩れ、鉄骨がむき出しになっています。ひさしの上の壁も割れ、今にも落ちそうな状況です。
地面に敷き詰められたレンガも隆起し、ブロック塀が根元から倒壊。病院によりますと、この事故によるけが人はいませんでしたが、壁が崩れた病棟に入院しているおよそ50人の患者は、別の病棟への避難を進めているということです。
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