広島市消防局の職員が自身が管理する消防団員共済会の活動費およそ136万円を着服し私的に使ったとして、市消防は、本日付けでこの男性職員を懲戒免職処分にしました。

広島市消防局によりますと懲戒免職となった男性職員(57)は、消防団員共済会の活動費を管理していて、おととし8月から今年3月までの間、会の通帳から4回にわたり現金を引き出しおよそ136万円を着服し、自身の借金の返済に充てていたということです。

今年4月の人事異動に伴い別の職員が通帳の提出を求めたところ「通帳を紛失した」などウソの説明を繰り返していましたが、6月になって不正を認めたということです。

男性職員は、先月、着服した金を全額返金していますが、市消防局は、8日付けで懲戒免職処分にしました。

職員の不祥事について市消防局長は「倫理研修などを通じて再度、法令順守の徹底を図る」とコメントしています。

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