福島空港内の工事の入札を巡り、福島県職員の男が在宅起訴された。

入札妨害などの罪で在宅起訴されたのは、福島空港事務所建設課の福田等主査。
起訴状によると、福田主査は3年前、福島県が発注した福島空港内の道路工事の入札で、秘密事項の設計金額を石川町にある土木会社の担当者などに教えたなどとされている。

この事件を巡っては、志賀建設の緑川家司被告、当時の顧問関根徳夫被告、当時の役員添田保雄被告も起訴された。
入札には志賀建設を含む4社が参加し、志賀建設が4455万円で落札。予定価格に対する落札率は90%を超えている。

また、福島空港事務所の建設課の課長も事件に関わった疑いがあるとして、警察が書類送検し、検察が8月8日付で略式起訴している。
福島県が8日午後7時から会見を開き、事件について説明することにしている。

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