東京都は、放課後に児童が利用する「学童クラブ」について、より質の高いサービスを提供できるよう国の基準とは別に都独自の認証学童クラブ制度を2025年度からスタートさせる方針です。

東京都の「学童クラブ」は、共働き家庭などの児童に放課後の居場所を提供するもので、多くは学校の校舎内に設置されています。

2023年度、都内の学童クラブは1958カ所あり、13万2648人の児童が登録しましたが、定員オーバーなどにより、3524人の児童が利用できませんでした。

都は、学童クラブの拡充を目指すほか、より質の高いサービスを提供できるよう国の基準よりも厳しい都独自の認証制度の創設を検討しています。

専門家による検討会では、「常勤スタッフがいないクラブが多く、児童をあまり把握していないケースがある」といった指摘や、「利用する部屋が日ごとにかわるケースがあり児童にとって生活の場になっていない」などの意見が出されました。

(※画像はイメージ)

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