共同住宅の2階の部屋に侵入し包丁を見せるなどして10代の姉妹にわいせつな行為をした他、姉にケガを負わせたとして、北海道帯広市の会社員、山本一樹容疑者(47)が住居侵入、不同意わいせつ致傷、不同意わいせつの疑いで逮捕されました。

 山本容疑者は6月26日午後10時10分ごろ、帯広市内の40代女性と姉妹が3人で暮らしているとみられる共同住宅の2階の部屋に侵入し、包丁を見せて当時18歳以下の姉にわいせつな行為をした上でケガを負わせた他、止めに入った10代の妹にもわいせつな行為をした疑いが持たれています。

 警察によりますと、山本容疑者は共同住宅の1階と2階の間にある庇をつたって無施錠の窓から侵入しました。

 姉が帰宅し台所に向かったところ、女性用下着を頭にかぶり、包丁を手にする山本容疑者と鉢合わせ。姉はその場で山本容疑者に胸やお尻を触られました。

 姉の「やめて」という声を聞いた妹が止めに入りましたが、山本容疑者は妹の胸も触り逃走しました。

 その後、姉が近くのコンビニに助けを求め、事件が発覚。姉は山本容疑者ともみ合いになった際、腕と肘を打撲し全治10日の軽傷を負いました。

 事件発生当時、40代の母親は不在でした。

 山本容疑者と姉妹や母親に面識はありません。

 事件当時、山本容疑者が持っていた包丁は3人の家にあったもので、女性用下着は姉妹のものでした。

 防犯カメラの映像などから、山本容疑者の関与が浮上し、容疑が固まったことから8月7日に逮捕しました。

 調べに山本容疑者は「逮捕された事実については、僕がやったことです」と容疑を認めています。

 警察は動機や余罪を詳しく調べています。

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