マッチングアプリで知り合い好意を抱いた「あかり」と名乗る女性からショッピングサイトの経営を持ち掛けられた島根県益田市の60代男性が、販売する商品の仕入れ代金の名目などで暗号資産を送金し、あわせて609万円をだまし取られる詐欺被害にあったことが分かりました。

被害にあった益田市在住の60代の男性は、2024年2月にマッチングアプリで知り合い、好意を抱くようになった「あかり」と名乗る女性から4月上旬に、「あなたも簡単にできる」、「ネットショップのことを教えてあげる」、「1件あたり利益は20%くらいです」などと、インターネットショッピングサイトの経営について勧誘を受けたということです。
男性は相手を信用し、偽のインターネットショッピングに出品する商品の仕入れ代金名目で、4月11日から5月6日までにあわせて18回に渡り、計449万円相当の暗号資産を送金したということです。
その後、「あなたは今、ネットショップからお金が引き出せない。店舗を正常に戻すには保証金が必要」などと言われ、指示のままさらに160万円相当の暗号資産を送金。しかしお金を引き出すことが出来なかったため、詐欺にあったことが分かったということです。
警察は、出会い系アプリやSNSで知り合った相手から儲け話が出た場合は詐欺を疑い、すぐに警察に相談してほしいと被害防止を呼びかけています。

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