航空自衛隊美保基地の空中給油機が6日夜、訓練中に給油管のトラブルを起こし、米子空港に緊急着陸しました。この影響で、全日空の東京便に最大2時間45分の遅れが出ました。

TSKの米子空港カメラがとらえた映像では、6日午後7時8分、滑走路に1機の航空機が入ってきました。この機体は、米子空港と滑走路を共用する航空自衛隊美保基地の空中給油機「KCー46A」ですこの給油機は当時、訓練中でしたが、「ブーム」と呼ばれる給油管が正常な位置に格納できなくなったことから急きょ着陸して点検が行われました。
乗員にけがはなく、機体からの落下物なども確認されていないということですしかし、このトラブルで滑走路は2時間余りにわたって閉鎖されたことから、全日空の東京便に最大2時間45分の遅れが発生するなどあわせて3便に影響が出ました。
21時18分に閉鎖解除この事態に鳥取県の平井知事は「誠に遺憾であり、共用飛行場としての円滑な運用を図って欲しい」とコメント、合わせて、原因説明や安全対策を求める申し入れ書を美保基地に提出しました美保基地ではトラブルの原因を詳しく調べるとしています。

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