小塚恵理子気象予報士 蓮見直樹テレビ静岡アナウンサー

【 6日静岡の様子 】 
静岡市駿河区の様子です。静岡市では午後5時前から雨が降り始めました。それほど強い降り方ではありませんが、路面はしっとり濡れるほどになっていて、傘を差す人がいる状況です。湿った空気と気温の上昇、上空に寒気が流れ込んできて大気の状態が不安定となり、雨雲が発達しやすい空となりました。

【 雨雲レーダー 】 
浜松市天竜区や川根本町、静岡市葵区の辺りに活発な雨雲がかかっていて激しい雨、雷も伴っている状況です。この雲は移動せず、同じ場所に雨を降らせ続けおり、川根本町の辺りでは午後2時くらいからずっと雨が降っている状況です。5日は夜になって雨が止みましたが、6日は夜もにかけても非常に激しい雨、雷に注意が必要です。
     
【 ポイント 】 
平野部も急変の恐れありです。 

【 7日の天気 】 
6日よりも全般に雲多めで、一日を通して雨の降りやすい空となります。特に明け方にかけて、中部・東部・伊豆の地方で雨が降りやすいです。一度、昼前には止む所が多くなりますが、午後になると最も不安定な状況となり、非常に激しい雨が降る所がありそうです。広い範囲で降るわけではなく、所々でザっと強い雨になる恐れがあります。6日よりも雨の確率が高いので、出かける時は傘を持った方が良さそうです。

【 7日の気温 】 
31℃~34℃の予想です。湿度が高く、蒸し暑さが続きます。熱中症警戒アラートも発表されているので、曇っていても引き続き暑さ対策をしてください。

【 6日雲の画像 】 
6日正午の雲の画像ですが、日本の南の海上に2つの熱帯低気圧が発生しています。西側の熱帯低気圧はこの後弱まる予想ですが、東側にある熱帯低気圧は8日から9日にかけて、関東の東の海上を進む見込みです。さらにこれとは別に、南の海上で新たに熱帯低気圧が発生する恐れがあり、北上して、お盆休み後半にかけて天気に影響する可能性があります。

【 週間予報 】 
9日にかけて不安定な空が続きそうです。10日・11日・12日は一旦、晴れ間が広がりますが、13日以降新たに発生する熱帯低気圧の影響を受け、天気下り坂となりそうです。13日に台風が発生になると交通機関に影響が出てくる可能性があるので、今後の週間予報をしっかり確認してください。

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