福岡県警と愛知県警は、偽造した運転免許証などでクレジットカードを不正に作成し、スマートフォンやタブレットを転売するなどしていた犯罪グループを検挙しました。

逮捕されたのは、大阪市の職業不詳・石川剛樹容疑者(31)など20代から30代の12人です。

警察によりますと、石川容疑者ら3人はほかの人物と共謀し、去年5月、偽造した運転免許証で発行したクレジットカードを使い、スマートフォンやタブレット計6点を不正に購入し、買い取り業者に売った詐欺などの疑いです。

石川容疑者らは、この事件以外にも去年4月から今年3月にかけて、偽造免許証などを使い拠点を移しながら同様の犯罪を重ね、判明しているだけで少なくともクレジットカードで約7300万円を不正に利用し、約9500万円の利益を得ていたということです。

これまでに石川容疑者を含め同じ犯罪グループとみられる大阪・愛知・福岡などの計12人が逮捕され、9人が起訴されています。

警察は、男らが「匿名・流動型犯罪グループ」通称「トクリュウ」の可能性も視野に事件の全容解明を進めています。

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