「保険料の還付がある」。愛媛県松山市の高齢女性が市役所や金融機関の職員を名乗る男からウソを言われ、現金約250万円をだまし取られました。警察が特殊詐欺事件として捜査していると2日に発表しました。

被害にあったのは松山市内に住む70代の女性です。

警察によりますと女性は自宅で7月26日、市役所や金融機関の職員を名乗る男から「保険料の還付がある」とウソを言われました。このあと金融機関の職員を名乗る男から電話があり、指示通り市内の金融機関やコンビニに家族の分を含むキャッシュカードを持って行き、ATMを操作して現金約250万円を指定された口座に振り込みだまし取られました。

警察は2日に被害届を受け特殊詐欺事件として捜査していて、自治体や金融機関の職員が電話でATMの操作を依頼することはないと強く呼びかけています。

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