「詐欺の共犯で逮捕する予定」。愛媛県松山市の講師が国の機関や警察・検察を名乗る男から電話でウソを言われ、財産の管理を口実に440万円を暗号資産に変えて送金しだまし取られました。警察が2日に被害届を受け特殊詐欺事件として捜査しています。

被害にあったのは松山市内に住む講師の男性(70代)です。

警察によりますと男性は携帯電話で6月26日、国の機関を名乗る男から「あなたの電話番号が犯罪に使われている」とウソを言われたあと、警察を装う男から電話で「詐欺の共犯で逮捕する予定だった」と言われ、このあとSNSでやり取りするようになりました。

さらに検事を名乗る男も相手に入り、男性の財産の管理を口実にされ口座の資産を政府が管理する暗号資産取引所に入金するようそそのかされ、7月6日にインストールしたアプリを操作して440万円を暗号資産に変えて送金しだまし取られました。

警察は特殊詐欺事件として捜査していて、電話で警察官や検察官を名乗っていてもお金の話になれば詐欺を疑って一旦切り、相手が名乗った警察署にかけ直して確認などするよう呼びかけています。

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