小林製薬の紅麹原料を使ったサプリメントの問題をめぐり、小林製薬の報告に不備があり、再調査の結果、原料の出荷先の4社について報告が漏れていたことが新たにわかりました。
この問題をめぐっては、小林製薬は、紅麹原料の出荷先だった225社の製品について、健康被害が指摘された「紅麹コレステヘルプ」などと同量以上の紅麹を摂取するものなどがないか厚労省から報告を求められていました。
小林製薬はこれまで該当する製品はないとしていましたが、7月、5社の製品の報告が漏れていたことが明らかになり、再調査した結果、新たに別の4社の製品でも報告が漏れていたことがわかりました。
報告漏れがあった合わせて9社のうち4社の製品では、青カビ由来の「プベルル酸」が検出されたロットの紅麹原料が使われた可能性があるということです。
4社の製品はすでに自主回収が進められ、健康被害の報告はないということです。
小林製薬は、「こうしたことが二度と生じない体制を築いてまいります」としています。
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