北アルプス唐松岳の不帰の嶮付近(標高約2400メートル)で名古屋市の59歳女性と岐阜市の53歳女性が落石によりけがをして、長野県消防防災ヘリに救助されました。1人は重傷です。

警察によりますと、2人は7月29日、10人パーティーで猿倉登山口から入山し、8月1日、唐松岳山頂方面に向けて縦走中、落石によりけがをしました。

午前7時過ぎ、同行者から消防に救助要請があり、県消防防災ヘリで2人を救助し、病院に搬送しました。

名古屋市の女性は右手首骨折などで重傷、岐阜市の女性は膝の打撲などで軽傷です。

不帰の嶮付近は険しい岩場で難所として知られます。

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