山形県と秋田県に降った記録的な大雨。
1週間がたっても、復旧は難航しています。

秋田・湯沢市では7月25日、土砂崩れにより、60代の男性の行方が分からなくなりました。

しかし、二次災害の恐れから捜索は実施できず、今後捜索するため準備が進められています。

山形・酒田市では、10世帯ほどが暮らす集落を土砂が覆いました。

集落に続く道路は、31日まで寸断され、「行政の支援は届いていない」という声が聞かれました。

相蘇竜樹さんは、「泥かき出すとか、汚い家具を集積場に持っていくなんて、そんなことはできない。片づけられるだけうらやましいというのが今の我々の感情」と話しました。

住宅の被害は山形県で899棟、秋田県で263棟で、さらに増える可能性があります。

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