戦争の実相を語り継ぐことをテーマに7月に刊行された「未来への遺言 いま戦争を語らなきゃいけない」(晶文社刊)=同社提供

 膨大な戦争証言を基に昭和史を編み続けたノンフィクション作家、保阪正康さんと毎日新聞社の前田浩智主筆のトークイベントが8月10日午後2時、東京都豊島区南池袋のジュンク堂書店池袋本店9階イベントスペースで開かれる。

 前田主筆と砂間裕之・同社取締役の共著「未来への遺言 いま戦争を語らなきゃいけない」(晶文社)が7月に刊行されたことを記念して企画された。同著は来年の終戦80年を前に、戦争の記憶が薄れつつある現代において、改めて戦争の実相を語り継ぐことの重要性を訴えている。

 前田主筆による保阪さんへのロングインタビューも収録されており、トークイベントでは、日本が戦争に至った背景から現在までを深く掘り下げ、平和への道筋を探る。

 イベント終了後には、保阪さんのサイン会もある。入場料は2000円。参加申し込みは同店1階サービスコーナーか、電話(03・5956・6111)へ。定員60人になり次第、締め切る。

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