福岡県鞍手町で男性(77)が飼っていたシャモ1羽を盗み、追いかけてきた男性にけがをさせた疑いで、鞍手町の無職の男(33)が逮捕されました。

強盗致傷の疑いで逮捕されたのは、鞍手町古門の無職、来原満一(くるはら・まんいち)容疑者(33)です。

直方警察署によりますと来原容疑者は7月15日午前10時50分ごろ、鞍手町の男性が自宅の小屋で飼っていた木箱に入ったシャモ1羽(計5万円相当)を盗んだ上、車を急発進させて男性にけがをさせた疑いです。

鳥小屋にシャモの様子を見に行った被害者の男性が木箱ごとシャモを車に乗せて盗もうとしていた来原容疑者を発見して声をかけたところ、来原容疑者はそのまま車を発進させたということです。

男性は運転席の窓から来原容疑者の胸をつかむなどして止めようとしましたが、そのままひきずられ、ガードレールに衝突して転倒し、肩の腱板を断裂するなど30日のけがをしました。

その後、警察が防犯カメラの映像などから来原容疑者の車を特定して逮捕にいたり、容疑者の自宅からは盗まれたシャモが見つかったということです。

調べに対し来原容疑者は「盗んでいません。お金を払って買っています」などと容疑を否認していて、警察がさらに詳しく調べています。

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