奈良・安堵町で国の重要文化財に指定されている住宅が燃える火事があり、29日5時15分現在も消火活動が続いています。

午後1時20分ごろ、安堵町で江戸時代に建てられた「中家住宅(なかけじゅうたく)」と隣の住宅が燃える火事がありました。

この火事で病院に運ばれた人はいないということです。

中家住宅は中世の平城様式の館の姿を伝える屋敷構えで、二重の濠(ほり)に囲まれ、武家作りと農家作りを兼ねた形がみられる全国でも数少ない建造物です。

主屋(おもや)などが国の重要文化財に指定されています。

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