7月28日午後、菊川市の住宅で男女3人が倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認されました。警察は殺人事件と断定し、現場から逃走したとみられる20代の男の行方を追っています。

村田彬 記者:
事件はこちらの閑静な住宅街の一角で起きました。現場には規制線が敷かれていて、現在も警察官による警戒が続けられています

警察によりますと7月28日午後2時半頃、菊川市本所の住宅でこの家に住む女性から「男が暴れている」という内容で菊川警察署に通報がありました。

警察が駆け付けたところ男女3人が血を流して倒れているのが見つかり、その後、搬送先の病院で死亡が確認されました。

死亡したのはこの家に住む男性(87)、男性の妻(81)、男性の娘(52)の3人で、この家には通報した女性(50代)を含むあわせて4人が住んでいたということです。

通報した女性は外出中でしたが、男性の娘から助けを求められ警察に連絡していました。

警察は現場の状況から殺人事件と断定し、20代の男が28日昼頃に3人を刃物で切り付けるなどして殺害したとみて男の行方を追っています。

これまでの調べで男は殺害された夫妻の孫とみられています。

男は徒歩で逃げたとみられ、現場には凶器とみられる刃物が残されていました。

事件があった現場は東名菊川インターの北側にある住宅街で、午後9時現在も規制線が張られ警察が調べを進めています。

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