7月最後の日曜日も関東から西では危険な暑さとなっています。
千葉・市原市で39.8度を観測したほか、各地で“体温超え”が続出しました。

最高気温36.8度を観測し、2024年一番の暑さとなった東京都心。
日本橋で28日に行われたのは、夏の風物詩『橋洗い』です。

地元の人など約1800人が参加し、デッキブラシを使って1年の汚れを落としました。

参加者は「橋をブラシで洗ったところが楽しかった」「すごい汚れてて、きれいに取れるので、すごいやりがいがあった」と話していました。

28日は関東から西日本にかけて気温が上がり、千葉・市原市牛久で40度一歩手前の39.8度を観測しました。

午後5時過ぎの市原市牛久は、熱気と湿気が肌にまとわりつくような気候のせいか、公園には子どもたちの姿は見られなかった。

市原市にいた人たちからは「尋常じゃない暑さで家の中にいても息苦しい」「体調管理のために睡眠と水分と、あとスイカ」などの声が聞かれました。

静岡・浜松市で39.2度、埼玉・越谷市で38.7度を観測するなど、各地で体温を超える危険な暑さとなっています。

浜松市天竜区では、川で水遊びをする子どもたちの姿が見られました。

そんな厳しい暑さの中、静岡・河津町の七滝温泉では涼を感じられるイベントが開かれています。

涼しげな音色を奏でるのは、約60個の風鈴です。
訪れた観光客に滝のすがすがしさと風鈴の音でダブルで涼しさを感じてもらおうというもの。

イベントに訪れていた人たちは「風鈴なくても涼しいくらいだったんですけど、風鈴があるから一段と滝と相まって最高に涼しいです」「全然涼しいです。日傘たたんじゃいました」と話していました。

宮崎市では、27日・28日に『まつりえれこっちゃみやざき』が開かれています。
「えれこっちゃ」とは、宮崎弁で「えらいことだ」という意味で、最終日の28日は各会場で熱気あふれるパフォーマンスが披露されました。

28日は宮崎市でも最高気温が34度を超え、キッチンカーが並ぶ飲食ブースにはミスト扇風機が設置されていました。
冷たいフローズンシェイクも人気でした。

この危険な暑さはまだ数日続くとみられ、引き続き熱中症への警戒が必要です。

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