アスベストが原因とされるがんを患った人や、その家族たちの交流会が大阪で開かれました。

27日、大阪・港区で交流会を開いたのはアスベストが原因とされる希少がん・中皮腫の患者やその家族です。

アスベストは2004年に原則使用禁止になりましたが、中皮腫はアスベストを吸ってから、発症するまで長い期間潜伏することから、今も年間で1500人以上が亡くなっています。

患者やその家族で作る団体は今月を「中皮腫啓発月間」と称して、情報発信に取り組んでいます。

【中皮腫で夫を亡くした影山小百合さん】
「中皮腫になってしまって人生も変わったかもしれません。(切って)中皮腫がいつか治る病気になる日が来ることを信じています」

参加者は、それぞれの病気の現状や、治療に対する悩みなどを話し合いました。

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