舟形町では、国道13号沿いで発生した土砂崩れで住宅が倒壊し、高齢の女性が閉じ込められた。

きのう(25日)午後11時半ごろ、「裏山が崩れ住宅が押しつぶされた。家の中には女性がいる」と近所の人から通報があった。
裏山は縦横約20メートルにわたって崩れ、無職の80歳の女性が1階の寝室に閉じ込められた。

(舟形第一町内会・楢沢直樹会長)
「山が崩れたのは夜11時すぎ。町が避難勧告を防災無線で放送して間もなくだった。ここは土砂崩れの危険区域になっている。女性は足が丈夫ではないから避難は難しかったと思う」

50代の長男は消防団員として災害対応にあたっていて、警察が駆けつけた時、女性はがれきの中にできたわずかな空間の中にいて、会話ができる状態だったという。
救出作業は夜を徹して慎重に進められ、発生から6時間半後…。

(リポート)
「時刻は午前6時5分です。倒壊した自宅に閉じ込められていた女性が救出されました。ストレッチャーに乗せられて運ばれていきます」

女性は腰や足首などを痛めたものの低体温症などの症状もなく、命に別条はないという。

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