7月26日午前11時30分頃、富士山・須走ルート7合目付近で足の痛みにより、山小屋を通じて警察に助けを求めたアメリカ国籍の留学生（33）が、山岳遭難救助隊などによって救助されました。

警察によると、留学生は25日午後10時頃から知人の外国人男性と2人で富士宮口5合目から富士山に登り始めたものの、途中で転倒し、左膝を負傷しました。

しかし、その後も引き返すことなく登頂し、須走ルートを下山していましたが、7合目付近で膝の痛みが増して耐えられなくなり、近くの山小屋を通じて警察に助けを求めたということです。

通報を受け、警察の山岳遭難救助隊は26日午後3時頃に留学生を発見・合流し、一緒に5合目まで下山しました。

留学生は病院には行かず、シャトルバスに乗って帰宅しています。

留学生の装備に問題はなかったものの、警察は途中でケガをしたり、体調に異変を感じたりした場合は速やかに下山するよう呼びかけています。

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