新潟県教育委員会は、おととし12月から今年3月までの間、複数の職員に対して大声で叱責するなどパワハラ行為を行ったとして、高校の50代校長を戒告処分にしたと発表しました。

23日付けで「戒告」処分を受けたのは、中越地方の高校に勤務する50代の男性校長です。

県教育委員会によりますと、男性校長はおととし12月から今年3月までの間、複数の職員に対して校長室に呼んだ上で「担任失格だ」「適当な仕事をするな」「法律を勉強したのか」など大声で叱責するなどのパワハラ行為を行っていたと言うことです。

今年3月中旬に、男性校長からパワハラ被害を受けた複数人の教師のうちの1人が被害を届け出たことから事案が発覚。

男性校長は聞き取り調査に対して「職員がミスをしたときに声を荒げてしまった。深く反省している」とすぐに事実を認めたということです。

このほか、4人の教師が懲戒処分を受けています。県教育委員会は「県民の皆様に多大な迷惑をおかけしたことは十分重く受け止める。今後は再発防止に努めていく」とコメントしています。

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