記録的な大雨となった山形と秋田では、河川が氾濫するなどして、これまで1人が遺体で見つかったほか、4人が行方不明となっている。

この記事の画像（9枚）

秋田市では、佐藤義雄さん（86）が25日夕方から行方不明となっている。

警察が捜索していたところ、26日朝、雄物川で男性の遺体が見つかり、警察は身元の確認を進めている。

秋田・湯沢市では25日、高速道路の工事現場で土砂崩れが発生した。

60代の男性が巻き込まれたとみられ、26日午前11時半現在も行方がわからなくなっている。

記録的な大雨となった山形県と秋田県の48時間雨量は、山形県の真室川町差首鍋で434.5mm、新庄市では402.5mm、秋田・由利本荘市東由利で275mmなど、観測史上1位となった。

26日朝、氾濫した河川の周辺では、大規模な浸水被害が明らかになった。

このあとも大気の状態が不安定で、断続的非常に激しい雨が降る見込みだ。

27日にかけての予想雨量は、東北の日本海側で120mm、東北の太平洋側で100mmとなっている。

引き続き、河川の氾濫や土砂災害、低い土地の浸水に厳重に警戒が必要だ。
（「Live News days」7月26日放送より）

この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら（9枚）

鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。