東京・八王子市で“給湯器泥棒”の犯行の一部始終をカメラが捉えていました。

防犯カメラの目の前に止まった窃盗犯の車。
そこに積み込まれていたのは給湯器です。

さらに何かを運んできた男。
またこれも、給湯器でした。

男はどこの家庭にもある生活必需品を狙った“給湯器泥棒”です。

車の中には2台の給湯器が斜めに積み上げられ、その横には、エアコンの室外機のようなものまで。

被害に遭ったのは、水回りの工事などを請け負う男性。
仕事で出た廃材などを保管していた駐車場を狙われたといいます。

被害に遭った男性:
(盗まれたのは)エアコンの室外機、そして給湯器が4台あるはずなんです。

さらに被害はほかにも。
今度は2人がかりで箱を運んでいます。重たそうに運ぶ、その中身は…。

被害に遭った男性:
銅管です。銅管と合金の重いのが置いてあった。30kgから40kgくらい。

実は、被害者は3カ月ほど前にも同じく給湯器などが盗まれ、約30万円相当の被害に遭ったといいます。

一体なぜ給湯器などが狙われているのか。
被害者はあるきっかけがあったと話します。

被害に遭った男性:
金属の値段が上がったら急に(窃盗が)増えました。銅の値段が上がってからだと思う。(廃材も)ひとつの財産なんですよ。それ(を売って)また仕事を回してる。

男性は被害届を提出。
警視庁は捜査を進めているとのことです。

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