■患者数7週連続増加

大阪府医師会は、府内で新型コロナの感染が急速に拡大し、「第11波に入っている」として、注意を呼びかけています。

全国で感染が拡大している新型コロナウイルスについて、大阪府内での1医療機関あたりの平均の患者数はおよそ13人で、7週連続で増加しています。(※直近は7月15日~7月21日)

大阪府医師会によると、現在、流行しているのは、「KP3」という新たな変異株で、これまでの株と比べて、重症化する人の割合の変化は確認されていないものの、抗体がある人でも、再感染しやすい特徴があるということです。

■「どこで歯止めがかかるのか読めない」

【大阪府医師会:中尾正俊会長】「大阪府内は第11波の中にある。今年は拡大ベースが昨年より早く、どこで歯止めがかかるのかが読めない」

大阪府医師会は、今後少なくとも1カ月程度は、感染者が増加すると予測していて、混雑する場所でのマスクの着用などを呼びかけています。

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